【Kanmi.のある生活】 COERU BAKE STAND さん編
「WEBで商品を見て頂く方に、 実際のサイズ感や使用感をわかりやすく伝えたいね」
ある日のkanmi.アトリエ。
スタッフで話し合っていました。
実際にお店で現物を見られない方にも、良さをお届けしたい!
どうすればお伝えできるのか。。。
それには、実際にkanmi.を使っている方に取材するのが
良いのではないか!?というアイデアが出てきました。
実際の使用感や使い方、だけではなくライフスタイルなどもお聞きして。
「kanmiのある生活」の楽しさを、皆さんにお届けできたら素敵だな!
と。
偶然にも。今回、kanmi.を使って頂いている素敵なカフェを営む若いご夫婦に
お話を聞くことができました。
お2人の仕事カフェへの思い、おやすみの過ごし方、使っているバッグについて。
きっと。
コーヒーと焼き菓子が欲しくなります。
そして「kanmiのある生活」の楽しさを体感いただけると思います。
目次
COERU BAKE STAND with Kanmi.
西武池袋線大泉学園駅。駅から2分ほど歩いた線路沿いに佇む小さなお店。
スペシャリティコーヒーと、お店で焼く美味しいお菓子。
居心地のいい内装、音楽、食器。落ち着いていて、少しワクワクする空間。
お店を切り盛りする2人の醸し出す優しい雰囲気。
特別な時間を過ごせるカフェ。
COERU BAKE STAND さん。
パティシエである旦那さんとバリスタである奥さん。
土屋謙次さん 絢香さんがお二人で切り盛りするお店。
年末のある日お忙しいにも関わらず、お店で取材を受けて下さいました。
パティシエである旦那さんとバリスタである奥さん。
土屋謙次さん 絢香さん。
お2人にお店のこと、ライフスタイルのこと、そしてKanmiユーザー
であるお二人の、バッグ、普段使いをお聞きしました!
2人の「好き」を形に。
「少し特別」を。町の皆さんの何気無い暮らしに届けるお店。〜0から生み出すことの大変さを痛感した最初〜
謙次さん:2017年7月からなので2年5か月経ちました。あっという間でしたね。最初の1年は「まだ1年か」でしたが、そのあとはあっという間でした。
―カフェで焼き菓子をやろうと思ったきっかけはなんですか。
謙次さん:もともとパン職人としてスタートしました。お菓子屋さんも併設しているパン屋さん。そこでお菓子屋さんの作るスコーンなどもやっていたんです。その頃友達に「焼き菓子屋やりたい」って言っていたらしいです。覚えてないですけれど(笑)パン1本だと、自分の将来に何か足りないなと思って。
食材とか、料理とかもっと勉強したいってフレンチに行きました。10年以上やっていました。そこでソムリエもやったりしていたので、(独立するなら)ビストロかなと考えていたんです。ただぼんやりしていて自分の将来がクリアでは無かったです。
奥さんと(前に勤めていた)ハンバーグ屋さんで知り合って。
2人の共通の趣味がカフェ巡りでした。
その時に「カフェでコーヒーと焼き菓子」がすごくクリアに見えたんです。
ワクワクしましたね。やった事がない分逆に。
始めてから思い知りました。大変なのを。「失敗したな」って思いました(笑)
絢香さん:そうですね。それがお店を始める3年くらい前ですね。
謙次さん:フレンチの時にもデザートは作っていたんで。身体には染み付いていたので特に練習はしませんでした。元々、「粉」が好きだったんです。素材と組み合わせなので、そこは身に付いていました。
謙次さん:独立する前のお店でも店長やエリアマネージャー的なことをしていました。そこは100人以上お客さんが並ぶようなお店だったんですが、そこはこなせていたんです。
でも。
自分達でお店を始めて。お店に初めて5人お客さんが並んだけで、心臓ばくばくして何も出来なかったんです。0からってこんなに大変なんだなって。
仕事が身体に染み込んでいないというか。
今までは上司とか最終決断してくれる人がいたんですけれど。自分たちで始めたら、細かな決断がいくつも出て来て。小さなことも全て選択と決断が積み重なって行くのがストレスで大変でした。
時間は止まってくれないので、常に「チッチッ」ってタイマーが刻んでいて。常に決断をしなきゃでした。「あー決めなきゃ 決めなきゃ」で。
1年目は朝から夜中まで働いて。家に帰ってまたすぐ来て。
奥さんが(お店と家の)行き帰りの自転車で寝てました。
絢香さん:初めて(笑)
謙次さん:このメニューを組み立てたらこれくらい時間かかる。オペレーションも。素材も季節で変わり、自分のやりたいことも変わり。一巡して1年経ってやっと少し楽になりました。
直感を大事に。自分の基準を決めて地道に続ける仕事。お客さんのために。
絢香さん:コーヒーが飲めなくって。唯一飲めたのがライトアップコーヒーだったんです。オーナーが歳が若くて近くて。直感で決めました。
修行は2年弱位しました。もともと飲食は、高校のアルバイトからやっていたんですけれど。純粋にコーヒーの技術が出来ました。
絢香さん:コーヒーは豆のことと。あと温度とかそういうことを理解しないといくら練習しても同じことの繰り返しになるんです。そういう理論を知った上でないと。
まず自分の淹れ方の基準を作るんです。粉の挽き方、温度、秒数とか。そのベースを決めて、ずらして行く。何でこうなったのかがわからないと変えられないので。それが大事ですね。
謙次さん:それすごく解る。
謙次さん:やっぱり、中力 薄力粉とか、たんぱく質。そういう特性を知らないと作れないので。ストライクゾーンに入る様に1回作ってそのあと真ん中を狙って行く感じです。
最初1年目は100点のものを作ろうとしていたんですけれど。100点のものを作っても、さらに美味しくするにはってやっていると80点に下がっちゃう。
だから80点のものを作ってそれを100点にしていこうの方になりました。
ここまで作らなきゃじゃなくて、ここまで出来たを積み重ねて来ました。
謙次さん:一番は奥さんの実家が近くにある。が最初ですけれど。あとは感覚です。自分も住んでみて。カフェが好きで行くんですけれど。どうしても行きたいカフェって新宿から先とか。少し遠くになるんです。自分たちの街に無いなって。コーヒー1杯よりも高い電車賃出して通うくらいなら自分たちの地元にあったら良いよねって。
ここに作ろうと思いました。自分たちでやっているんで、自分たちが行けないんですけれど(笑)
絢香さん:そこは誤算だよね(笑)
謙次さん:半々でしたね。入り混ざっていましたね。気持ちは。焼き菓子に関して幅広い方が召しあがれるものですけれど。コーヒーは浅煎りの豆なので特に不安でした。
絢香さん:すごく(不安は)ありました。
わざわざ来る場所じゃないんで、やはり来ていただくのは地元の方ですから。
謙次さん:こんなに来てくれるなんて。感謝と感動と。言葉にならない気持ちですね。もっと時間はかかると思っていました。3年我慢しようという気持ちだったので。そこまでに基礎を固めようと思ったんですけれど。
謙次さん:自分の好きなイメージをそのまま形にしました。レイアウトなんか
は、なんだかんだ20年以上(飲食業界で)やっているんで、導線を考えたり
して物件に合わせてえました。
好きなお店を参考にしたり。あと本が好きで沢山読んでいるので。その中から
自然に。決めるのも直感です。
内装を作っている時(絢香さんには)その間は他の仕事をやってもらっていました。
2人とも10だと、漏れが出るので。彼女には8割くらいにしてもらって客観
的にアドバイスをしてもらえる様にしてきました。
余裕が無いと「For me」になっちゃうんです。独りよがりに。
あくまで「For you」の場所、お客さんの為の場所という視点を持てる様に。
謙次さん:そうですね、やはり「楽しく」ですね。シンプルに。それが積み重
なって気づいたら年月が経っていたという風にしたいです。
「独立したくて」ではなくて、「自分たちのやりたい事を実現させるため」に独立したんですよね。
だからこの先どうなっていくかっていうのは、目標を決めるというよりもどうなっていけるかをワク
ワクしながら、毎日を積み重ねたいですね。
「2人でいないのは1時間くらいです。1日の中で」
「同じものを食べると、二人が共感できる」
謙次さん:お休みは、ほとんど外に出ています。基本お休みが1日なので。
絢香さん:本当は家にいたいんですけれど。
謙次さん:行きたいカフェなどのお店を(絢香さんと)一緒に回っています。
2人でどんだけ一緒にいるんだって(笑)
絢香さん: この前話していたんですけれど。1時間くらいです。1日で一緒
にいないの。お店と家の行き帰りの時間くらいです。あとは一緒にいます(笑)
謙次さん:勉強というよりも、カフェ好きとして。「あそこ行こうよ」って。
最近では戸田のまめしばコーヒー、武蔵境のNORIZCOFFEEさんとか好き
です。なんでこんな空間が。あったかい空間が作れるんだろうと思って。アク
セスが良くなくても定期的に行きたくなります。
絢香さん:あとは。(自分のお店がカフェなので)カフェで美味しいお店あり
ますかって聞かれるんですけれど、パン屋に行きすぎていてパン屋勧めてし
まいます(笑)
豪徳寺のユヌクレさんとか好きですね。たまにしか行けないので、ついパンを買いすぎちゃって。
謙次さん:パンも美味しいし、空間も素敵です。全て良いです。
謙次さん:アンテナを常に立てているんだと思います。キャッチしています。それであの店知っている?って2人で出かけます。
絢香さん:同じものを食べた方が、2人で共感できる。
謙次さん:一緒に行って一緒に同じものを食べると、同じ価値観になるというのがあると思いますので。一緒にお店をやっている時意思の伝達がしやすい。会話で 「これどこどこぽい」で通じ合えるんで。すごく大事です。
「前から持っていた様な一体感のあるバッグ」
今回お二人にKanmiのバッグを実際にご使用いただき、感想をお聞きしました!
絢香さん:まず柔らかい。
謙次さん:まず柔らかい!持った瞬間から馴染む。前から持っていた様な一体
感があります。
絢香さん:確かに。
謙次さん:オーダーのスーツを着た様なジャスト感があって。本当不思議です。
絢香さん:本当に使いやすくて、マチが広くて、手を入れた時柔らかくて荷物
を取り出すのも本当に楽です。
私、デザインで選んで失敗することが多かったんですけれど。
Kanmi.は、かわいくて本当に使いやすいです。
このトート、ストラップを持って肩にかけるときに、ヒジが引っかからないん
です。今まで持っていたバッグでそういうの無くて。
「かわいくて、使いやすい」です。ここ大事ですね!
自転車で通勤する時、カゴにも入れますし、肩にもかけて走りますが、楽です
バッグに入れているものは一般的です。
化粧ポーチ、ハンドクリームなどなどです。
家の財布と、自分の財布も両方持っているんですけれど。楽に入ります。
謙次さん:いつもしっくりくるバッグがなくて。ポケットに入れてパンパンに
なっていたんですけれど(笑)
このショルダーは普段使いにもちょうど良い大きさです。
普段、他にアウトドアのリュックに仕事の資料なんか入れてるんです。
普段使うバッグが欲しかったんですけれど、自分がいいなって思うものが無
くて。このショルダー見たら「これいいじゃん」って。男性が持ってもいい
デザインですし、すごく使えますね。気に入っています。
革は、長く使って味が出ますよね。これからも大切に使わせて頂きます。
ツールとしても良いし、持っているのが自然で楽しくなりますね。
今回お二人にお持ちいただいたアイテムはコチラ
- 絢香さんご使用アイテム
◆ motte momo バケツトート
¥ 18,150(税込)
- 謙次さんご使用アイテム
◆ スマイル ポシェット
¥ 19,250 (税込)
何気ない日常に「とっておき」をお届け
地域の皆さんの何気ない日常に「とっておき」を届けてくれるお2人。
目に見えないところでの努力と、お2人の楽しい生活をおしえていただきました。
なんでCOERU BAKE STANDさんが素敵なのか。
おしゃれで、優しいお二人の人柄のまんま、の空間になっている事に気付きました。
そんなお2人の生活に、kanmi.がある事。
すごくうれしいです。
何故なら
Kanmi .が目指すところもお2人と一緒だからです。
持っている事で、ふと日常が楽しくなるバッグや小物を届けたい。
そのために日々「ものづくり」に励んでいます。
皆さんもぜひCOERU BAKE STANDさんで
美味しいコーヒーとお菓子を召し上がって下さい。
とても、とても素敵な時間を過ごせます。
そして皆さんがkanmi.を使って下さり
「kanmi.のある生活」を楽しんで下さったら
とても嬉しいです。
〈インタビュー 写真:田澤 正〉
田澤 正
神奈川県横浜市出身。
音楽、コーヒー、雑貨、本。何気ない日常の景色を変えてくれるカルチャーに生かされてきた。
日常の景色が変わる。その瞬間を切り取りたいと文章を紡ぐ日々。
趣味はコーヒードリップ、カメラ、ギター演奏。
フィルムカメラは育緒氏に師事。
音楽は下北沢周辺を好む。
店舗情報
COERU BAKE STAND
住所 :東京都 練馬区 東大泉 5–41−28 飯野ビル1F
定休日 :毎週月曜日 第3火曜日
営業時間 :12時〜20時(おやつがなくなり次第終了)